こんなにも仕事を頑張っているのにちっとも評価されない。
ある程度成果を上げているのに会社に評価されないのは一体何故なんだ。。
そんな気持ちで仕事を続けていると、次第に仕事に対するモチベーションが下がってくるのも無理はありません。
仕事のモチベーションが上がらないと、仕事を休みがちになったり、さらに会社からの評価が下がったりとマイナスの出来事がたくさん起きてしまいます。
この記事では、筆者の経験を生かして社内で正当に評価されるための知識をご紹介していきます。
そこで、この記事では仕事で評価されない場合のモチベーションアップの方法を中心に、以下の内容についてご紹介します。
- 仕事で評価されない時のモチベーションアップ方法
- 成果が評価されないことによって起こる弊害
- 仕事で適切な評価を受けるための対処法
この記事を読んで、モチベーションをアップさせて正当に評価されるように行動しましょう。
この記事の目次
成果が評価されないとモチベーションが下がって当然
せっかく頑張って出した成果も、評価軸として設定されている指標では伸びていないと判断されることもあります。
他にも、上司の部下に対する好き嫌いで不当な評価を受けるケースもあり得る話です。
この様な扱いを受けると、せっかく頑張って出た成果を認められず、とても悔しい思いになりますよね。
私の場合は、会社で定められた評価軸に直接影響を与える業務に注力して仕事をすることでこの状況を打開しました。
いずれにせよ、こういった状況では会社に頑張りを認められない悔しく感じて、「仕事を頑張っても意味はないんだ。」と絶望してモチベーションが下がるのは当たり前のことです。
頑張る→評価されない→もっと頑張る→成果を出す→褒めては貰うけどあまり評価されない→もっと頑張らなきゃいけない
— ☻なつこ☺︎ (@_ntk25_) July 20, 2020
という仕事の仕方してたら急に急ブレーキして、
自分を追い込んでたけど、
そんなに頑張らなくてもいいんだよって職場の人に言われてから20-50の力でやるようにしたら楽になった
既に明日からの仕事を考え始めてる自分がいる。一生懸命やって成果出しても全く評価されないし、ポンコツの方には仕事振られないからあいつら早く帰宅するかのんびり仕事してるし、完全にモヤモヤポイントだこれ。これなら役職上げて、残業代いらないから基本給与あげて欲しいわ。
— キーン (@503od9999) July 19, 2020
仕事で評価されない時のモチベーションアップ方法
成果が正当に評価されずに、モチベーションが下がることは仕方ありません。
でも、下がったモチベーションをそのままにしておいても、最悪の場合、仕事を休みがちになることもあり得ますね。
では仕事で成果を評価されない時にモチベーションを上げるためには、どの様な方法があるのでしょうか?
実績を出せば転職できることを知っておく
まず第一に言えることが、あなたは必ずしも今の会社に居続ける必要はないということです。
もしかしたら、今いる会社での評価軸ではあなたの出す成果は評価されないかもしれません。
しかし、転職市場において認められるだけの実績であれば、それに見合った待遇で転職先の会社から迎え入れられます。
例えば営業職で、今の会社では新規獲得件数しか評価指標に入らないとしても、あなたの獲得した総売上が目覚ましいものであれば、転職先でその実績は高く評価されること間違いなしです。
今の会社の評価軸であなたの仕事における存在価値を決めるのはやめましょう。
客観的にみて素晴らしい成果を上げているのであれば、それを評価してくれる企業は沢山あることを理解するだけで、モチベーションアップに繋がります。
実績を出すために不足している知識を勉強する
もしあなたが転職市場において、十分に通用する程度の実績が出せていないのであれば、自身の能力を培う必要があります。
ビジネスにおける成果は、行動量と能力に依存するため、両方を改善することが大切ですね。
能力をつけるためには、まずは成功している人の説いている知識をインプットするべきです。
そして、「自分にはこの方法は無理だ。」と決めつけずに、自分の業務に取り入れることを具体的に箇条書きでメモしましょう。
次に、メモした内容を実践に生かした上で行動量を上げれば、少なからず今よりは成果が出るはずです。
よくありがちなのは、知識をインプットしてもそれを実践に活かさないため、結果が出ないパターンです。
その様にならないためにも、実践する内容のメモは必ず行ってください。
能力をつけることで、仕事の幅も広がり、モチベーションも上がっていきます。
今後のキャリアに必要な能力を洗い出す
あなたの将来実現したい仕事を考えた際に、会社の用意した評価軸に沿った成果を出すための能力は、本当に必要だと言えますか?
会社が評価する実績を出すために大切な能力は、あなたが将来目指す姿に近づくために必要な能力ではないかもしれません。
今の会社に骨を埋める以外にも、あなたのキャリアの選択肢は沢山あります。
成果が認められない不満を抱えたまま、ただなんとなく今の会社で仕事をするだけでは、あなたの夢には近付かないですよね?
あなたのなりたい姿に必要な能力を改めて洗い出して、その能力を培うことができる環境に身を置くことで仕事のモチベーションはぐんと上がります。
そのためには、転職も視野に入れても良いでしょう。
目の前の仕事に集中する
周囲からの評価を気にしていても、余計に悩むだけでなんの解決にも繋がっていません。
どうせ悩んで余計なストレスを抱えるくらいなら、いっそのこと目の前の仕事だけに意識を向けて淡々と業務をこなす事も1つの方法です。
ただし、ただ目の前の仕事をこなすだけでは、今度はあなたの将来に対する不安が募ってきます。
そこで、先ほど説明した必要な知識のインプットや将来目指す姿に必要な能力の洗い出しを行うことで、自分のキャリアを培うための準備を並行して行うことが大切です。
成果が評価されないことで受ける弊害
仕事で成果が評価されないことで、具体的にはどの様な弊害があるのでしょうか?
年収が上がらない
仮に何らかの成果をあげても、会社の評価軸に沿わない成果であれば、年収が大きく上がることはないでしょう。
もちろん、頑張りを評価して将来への期待を込めて年収を上げてもらえる可能性はあります。
しかし、最近は新型コロナの影響によりテレワークが浸透しつつあります。
そんな渦中で、勤務態度が見えないことにより成果重視の人事評価に各企業がシフトしつつあります。
実際に人事評価クラウドを提供する明日のチームががテレワークをした部下がいる管理職に対して行った調査によると、テレワークに適している人事評価制度について「成果(数値結果)を基にした評価制度」が望ましいと回答した人は77%もいます。
引用元:「テレワークでの人事評価「難しい」 アフターコロナは成果主義評価へシフト?」マイナビニュース
そのため、より会社の定めた評価軸に沿った成果をあげないと、年収アップが今後特に困難となるでしょう。
簡単な仕事しか任せられなくなる
成果が会社で認められない状態が続くと、あなたに重要度が低く、簡単な仕事が回ってくる様になるでしょう。
人材配置を最適化するために、より社内で評価されている人に重要度が高く、ハイレベルな仕事を任せられることになると考えられます。
簡単な仕事しか会社から任されなくなると、仮に成果をあげても、社内での重要度が低い仕事なので、そこまで大きくあなたの評価が上がらないことも珍しいことではありません。
こうなってしまうと、社内で定められた評価軸に沿って成果を出しても、上に這い上がるのに時間がかかる様になってしまいます。
そうなる前に、「仕事で適切な評価を受けるための対処法」を参考にして、具体的な行動を起こすべきです。
社内で居辛くなる
当然成果を上げていない社員という印象を上司初め、他の社員にも与えてしまうことになります。
そのため、社内で何となく居辛い気持ちになってしまうことは否めないです。
気を強く保って、周囲の評価を気にせず目の前の業務だけに意識を向けることが大切です。
仕事で適切な評価を受けるための対処法
まずは下がった仕事に対するモチベーションが上がらないと、業務で成果を上げること自体が難しくなります。
そのため、ここまでは仕事に対するモチベーションを上げるための方法をご紹介してきました。
「やる気が出てきたから、今度こそ成果を会社に認めさせてやる!」と張り切るのはもちろん良いことです。
とはいえ、仕事で適切な評価を受けるために出来ることはやっておくべきでしょう。
ここからは仕事で適切な評価を受けるためにできることを解説していきます。
自身の不当な評価に対する理解者を増やす
あなたの成果が会社から評価されないことで、もしかしたら社内全体に「あの人は仕事ができない。」という印象を与えているかもしれません。
あなたの出した成果が会社のためになっているのであれば、まずは身近な同僚や先輩社員に自分が成果を出しているにもかかわらず評価されていないという事実を主張しましょう。
あなたが本当に成果を出しているのであれば、その成果の重要性を理解して、同情してくれる味方が増えるはずです。
味方が増えていくと、社内での良づらい雰囲気も少なからず解消されます。
また、人事評価者にあなたの評価に対する不当性について味方になってくれた人が伝えてくれることもあるかもしれません。
まずは理解者を増やすことから始めることがオススメです。
直属の上司を変えてもらう
社内での一次評価者は直属の上司であることがほとんどです。
その上司が個人的な感情であなたの評価を不当に下げているような場合は、その事情を人事権を持つ役職者に相談して、上司を変えてもらうことをお勧めします。
会社の評価軸と異なる実績をあげて評価されない場合は、会社にいる以上その結果を飲む他ありません。
会社の評価軸に沿った成果をあげる他に、会社で評価される道はないでしょう。
実力があるなら転職する
実力があるなら、転職をするのも1つの手です。
会社の評価軸に沿わない成果であっても、その成果が他の会社でも認められる程度のものであれば、転職市場で評価されるでしょう。
まとめ
今回は仕事で評価されずに、モチベーションが下がった際の対処法を中心にご紹介してきました。
仕事で正当な評価を受けられなければ、誰しもモチベーションが下がるものです。
本質的には、仕事で正当な評価を受けられるように行動しないと、モチベーションは一向に上がらない状態が続くでしょう。
そのため、モチベーションアップの方法と仕事で正当な評価を受けるための方法はセットで実践するようにしましょう。